薫ちゃんの徒然囲碁日記

囲碁に少しでも興味を持ってくれた方が、より囲碁を楽しめるような豆知識を紹介していきます。

第22話「将棋界ではドラフト会議が話題です!」の巻

石野先生「薫ちゃん、『AbemaTV』って知ってる?」

薫ちゃん「ずいぶん突然ですね(笑)もちろん知ってます。私、アニメが好きだから、結構見るんですよ。」

石野先生「そうなんだ。じゃあ、AbemaTVに将棋のチャンネルがあるのも知ってるよね。」

薫ちゃん「はい、藤井さんの連勝が話題になってた頃に、何度か見たこともあります。」

石野先生「今、その将棋チャンネルで、将棋界のドラフト会議が話題になっているらしいんだよ。」

薫ちゃん「えっ!?ドラフト会議?ドラフト会議っていうと、プロ野球なんかでやってる、あのくじ引き合戦のことですよね?」

石野先生「そうなんだよ。AbemaTVで3人✕12チームの団体戦を開催するんだけどね、そのチーム編成をドラフト会議で決めるそうなんだ。」


https://youtu.be/z_FKMKzurvs

薫ちゃん「面白そうな企画ですね。囲碁でも同じような企画をやればいいのに・・・」

石野先生「残念ながら、AbemaTVに囲碁チャンネルはないからねぇ。」

薫ちゃん「将棋に比べると、まだまだマイナーなんですかね。」

石野先生「実は、将棋チャンネルでも、以前に少しだけ囲碁番組を放送したことがあるんだよ。」

薫ちゃん「えっ、そうなんですか?」

石野先生「うん、1年ほど前だったかな。仲邑菫ちゃんと芝野虎丸先生が囲碁AIと対戦するっていう企画でね。」

薫ちゃん「面白そうな企画じゃないですか。」

石野先生「当時は、結構話題になったんじゃないかな。残念ながら2人とも負けちゃったんだけれど、番組を見た人はそれなりに大勢いたと思うよ。」

薫ちゃん「私も見たかったです。」

石野先生「でも、その後は囲碁の番組が放送されることはなくなったから、宣伝効果としてはイマイチだったのかな。」

薫ちゃん「将棋って、一時期『観る将』って言葉が流行りましたよね。そんなふうに、『観る碁』が流行ってくれたら、囲碁チャンネルも作ってもらえるかもしれませんよ。」

石野先生「そういえば、4月に発売されるNHK囲碁講座テキストの別冊付録は、『平田智也の“観る碁”から始めよう!』らしいよ。」

薫ちゃん「まさに、それ!平田さんや黒嘉嘉さんの人気が上がれば、『観る碁』ブームが来るかも!」

石野先生「そうなれば、プロ棋士も世間から注目されて、プロ棋士を目指そうっていう子供も増えてくるかもね。」

薫ちゃん「『プロ棋士の〇〇さんに熱愛発覚!お相手は女優の△△さん』なんて、ワイドショーで放送されたりして・・・」

石野先生「そこまで来ると、ファンとしてはちょっと微妙かな。やっぱり、プロ棋士には対局に集中してもらいたいしね。」

薫ちゃん「今のところは、その心配はなさそうですけどね(笑)」