第14話「封じ手予想、はずれちゃいました(泣)」の巻
薫ちゃん「はい。私の予想は、残念ながらはずれちゃいました(泣)」
石野先生「面白い手だと思ったんだけどね。まあ、封じ手予想はプロでも当たらないんだから、落ち込むことはないよ。」
薫ちゃん「先生の予想は当たってました?」
石野先生「もちろん、はずれてました(笑)」
薫ちゃん「予想って、難しいんですね。」
石野先生「そうだね。でも、今回の手は比較的予想しやすいところだったはずだよ。まあ、だからこそ逆にはずしちゃった人もいると思うけれど。」
薫ちゃん「私なんか、ほんっっとうに適当に予想しましたから。」
石野先生「でも、どこに打つか長い時間一所懸命考えるのは、勉強になるよ、きっと。」
薫ちゃん「はい、また機会があれば、チャレンジします。」
石野先生「ところで、対局のほうは井山棋聖が3目半勝ちで、棋聖を防衛したみたいだね。」
薫ちゃん「8連覇だって書いてありました。」
石野先生「うん、すごいよね。小林光一先生に並ぶ、大記録だ。」
薫ちゃん「小林先生って、あの心澄ちゃんのおじいちゃんの・・・」
石野先生「そのとおり。」
薫ちゃん「本当にすごい人だったんですね。」
石野先生「今でもすごいけどね(笑)全盛期には、海外の棋士との対局にも強くてね。中国では小林先生のことを『鬼小林』と呼んでいたそうだよ。」
薫ちゃん「鬼って・・・よっぽど恐れられていたんですね。」
石野先生「当時の小林先生は恐ろしく強かったって、このブログの管理人もいってたよ。」
薫ちゃん「ブログ?管理人?何のことですか???」
石野先生「気にしない、気にしない(笑)」