薫ちゃんの徒然囲碁日記

囲碁に少しでも興味を持ってくれた方が、より囲碁を楽しめるような豆知識を紹介していきます。

第10話「『麒麟がくる』でも囲碁シーンが!」の巻

薫ちゃん「先生先生、昨日の『麒麟がくる』見ました?」

石野先生「えっ、何、突然に。見ていないけど・・・」

薫ちゃん「あ〜ん、もうっ。昨日の『麒麟がくる』で、囲碁を打ってるシーンがあったんですよ!」

石野先生「そうなんだ!?しまった〜、チェックしてなかったよ。」

薫ちゃん「何やってるんですか。ちゃんと再放送で見てくださいよっ。」

石野先生「了解しました(笑)」

薫ちゃん「それにしても、最近テレビとかで囲碁の話題をよく見るような気がします。私が囲碁を始めたから気付くようになっただけで、気のせいなのかな?」

石野先生「いやいや、気のせいじゃないよ。『シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。』は主人公がプロ棋士って設定で実際に女流棋士も出演していたし、ちょっと前の『情熱大陸』では芝野虎丸名人が紹介されていたし、昔からは考えられないくらいメディアへの露出は増えているよ。」

薫ちゃん「やっぱりそうなんだ!これで、ジャニーズの誰かがドラマでプロ棋士の役をやってくれれば、大ブレイク間違いなしですよ。そのときに備えて、私も早く碁が打てるようになろっと。」

石野先生「実は、以前放送されたHey! Say! JUMPの中島裕翔くんが主演のドラマではね、主人公はプロ棋士を目指していたって設定だったんだよ。」

薫ちゃん「そんなドラマがあったんですか?」

石野先生「うん、4年ほど前に放送された、『HOPE〜期待ゼロの新入社員〜』というドラマでね。主人公は、プロ棋士を目指していたんだけれど途中で挫折しちゃって、サラリーマンとしての新たな人生を踏み出すっていう内容なんだ。」

薫ちゃん「私まだ小学生じゃないですか。」

石野先生「そういえばそうだ、見ているわけないよね。」

薫ちゃん「その時には、囲碁は話題にならなかったんですか?」

石野先生「そうだね。ドラマは感動的なストーリーだったんだけれど、残念ながら主人公がプロ棋士を目指していたっていう設定があまり活かされていなくてね、囲碁ファンの間くらいでしか話題にはならなかったんだ。」

薫ちゃん「じゃあ、『シロでもクロでも・・・』では、囲碁のシーンも多いし、そもそも舞台が囲碁喫茶だし、大ブレイクへの期待が持てますね。」

石野先生「うん、芝野名人や菫ちゃんの話題で盛り上がっているところに、このドラマが来たからね。相乗効果で、『ヒカルの碁』以来の囲碁ブームが巻き起こってくれたらいいと思っているんだ。」

薫ちゃん「そうなったら、囲碁が打てる私は、きっと男子にもてまくっちゃうんだろうなぁ。」

石野先生「そうなったら、僕にも人生初の彼女が・・・」

薫ちゃん「あれっ、先生って女性に興味あったんですか?」

石野先生「当たり前でしょ。健全な男の子なんだから。」

薫ちゃん「正直、囲碁にしか興味がないのかと思ってました(笑)」

石野先生「それは、ひどいなぁ(笑)」